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少なからず仕事に行き詰まりを感じている方だと思いますが入社初日なのか数週間か数か月かそれは人によって様々でしょう。
本日は自分の実体験を含めて入社数日でも退職するのであれば悩むことはなく上司に相談しても良いという話です。
転職・退職には仕事を取り巻く環境が影響している
まずはこちらをご覧下さい。
- 1位 人間関係
- 2位 仕事内容
- 3位 業務上の不安
ご覧頂くとお分かりになると思いますがランキングによると転職理由の1番は人間関係で2番目は仕事内容です。
また人間関係が良ければ給料が前職より低くなっても持続できることも証明されているようです。
30代や40代になると家庭を持つ人も増え、給料面で不安になってくる傾向もあるそうですが1位の人間関係は断トツですね。
人間関係のストレスは人それぞれ
まず忘れてほしくない事があります。
それはクローンでない限り世界中どこを探しても同じ人間は1人もいませんから同じことでも人の捉え方も様々です。
それなのに大多数が平気であればそれが当たり前だと考えるようになりそんなことでストレスを抱える・仕事を辞めるのは甘えだとかおかしいとか訳の分からない理論を唱え出す人がいます。
ぶっちゃけ何を言ってるんだと思うんですよね。
捉え方が違うのであれば同じ事柄だったとしても平気な人もいれば耐えられない人もいるんです。
先輩が職場雰囲気を作るべき
入社してすぐはもちろん新人ですし新しい環境・新しい人間関係を構築する必要がありますよね。
期待と不安を膨らませ元気良くあいさつ!
シーン…(無視!)
- 挨拶しても挨拶を返さない職場
- 既存社員は顔なじみですからべらべら話すけど新入くんは蚊帳の外の職場
そして辞めると社会人の自覚がないだのお決まりの考えが甘いだの積極性がないだのということでしょう。
ただちょっと待てと僕は思うんですよね。
退職側を責める前に新人が職場に自然に輪に入り込める雰囲気を作りましたか?
[voice icon="https://dandyhiroshimasanseikatu.com/wp-content/uploads/2019/08/profile_01.png" alt="安芸守" width="300" height="300" class="aligncenter size-full wp-image-4735" name="安芸守" type="l line"]僕はそう質問したいです。[/voice]もちろん新人であっても積極性や根気はとても大事ですから新人にも改めなければならない部分は多くあります。
しかし昼ご飯に誘うとか話を振って馴染めやすくするとか企業側・既存社員もしてあげることはとても大切なことだと思うんです。
私は自身アルバイト時代トレーナーとして新人育成を行っていましたが、積極的に輪に入ったりすんなり溶け込める子がいればできない子もいるのは当然。
だから私は話に少しでも入れるように新人の子に話を振っていました。
やはりそういった環境づくりを正社員であっても行ってあげることも大切だと思います。
退職が続く場合は退職者を責めるだけでなく、自社に問題がないのか考えるべきではないでしょうか。
ではなぜ企業はほとんど行えていないのか
こんなに会社があるのにそういった環境づくりを行える会社はほとんどないと思います。
それはなぜか。
わたしは大きく分けて2つの理由があると思っています。
社会人なのだから当たり前
社会人なのだからそういったことは自分でやるのが当たり前だと思っているからだと思います。
まず新人の時は孤独感があるものだと思っていて新人が溶け込めるような雰囲気を作ろうということを一切考えることがないからだと思います。
これが日本の悪しき風習である集団心理です。
新人育成経験がない
また彼らの殆どに育成経験がなく、そういったアプローチ方法を知らないからでもあります。
人に教えるということは大抵社会人になって2~3年くらい経ってから徐々に行うもの。
社会人になってから新人育成を行うと自分の業務もあるためにゆっくり教え方を学ぶ・試行錯誤する時間がありません。
そのため教え方は自分が教えてもらった方法でしか行えないために性格や教える相手のタイプに合わして行えないんです。
タイプが合えば問題ありません。
しかし合わない人だとだんだん溝が広がり新人は苦手意識がついてやめたくなりますし、教える側は自分の教え方が正しいと思っているので自分の教え方が新人に合ってないことは棚に上げて覚えが悪いというレッテルを貼ります。
反抗精神ある人なら頑張りますがそれで心が折れて辞めようとする人もいるでしょう。
もちろんそれでも努力を続けることは大事ですが、新人を責める前に独り善がりな教え方をしてないか教える側も分析することが大切です。
転職・退職は1つの勇気
恥ずかしながら僕は転職を何回もしています。
就職しては辞め、就職をしては辞めての繰り返しを何年も続けていました。
退職を言うと「みんな通る道だよ。」とか「ここで頑張れないと他ではやっていけないよ。」とか謎論理を突き付ける人もいました。
もちろん頑張って続けることはとても大切なことです。
しかしどうやっても自分には合わないと感じたり、精神を病むほど悩むのであれば今後のことを考えて速やかに退職してもいいとも思います。
退職したければ無理せず退職することも大切
求人の記載内容が違ったりしてどうしても辞めたいと思うのであれば1年だろうか1日だろうが辞めても私はいいと思います。
石の上にも3年とか最初の3ヶ月はとかよくいう人がいます。
経験上、3年やることで初めて一通りの業務ができるようになることはその通りです。
しかし本当に嫌いな異性だったり整理的に苦手な相手と3ヶ月間か3年間お付き合いできますか?
ほとんどが無理!って答えるでしょう。
それが会社になっただけです。
生きてく中で仕事をする時間の割合が圧倒的に多いんですからその時間が苦痛なものだったら時間がもったいないですし人生損してる思います。
だから無理だと思ったら世間が正しいと思ってる考えに従わず、辞めても良いと思います。
他人がなんといってもあなたの人生は保証してくれません。
あなたの人生はあなたで決めればいいんです。
メールで退職ってありなのか!?
採用後すぐ退職する場合でもきちんと上司と面談して円満に退職できれば人の縁も広がり一番理想的です。
しかしどうしてもと言うなら退職メールで退職しても私は良いと思っています。
恥ずかしながらわたしもメールで退職した経験があるのです。
よくメールで退職するのは社会人として良くないとか最低という言葉を耳にします。
ただ折角遠方から連絡が取れる環境があるんです。その方法を最大限使う手はありません。
メールやり取りの良いところは顔色を伺う必要もなく会社に足を運ぶことなく退職できるところです。
しかし反面、メールによる退職には悪い部分もありますので注意が必要です。
【デメリット1】給与受け取りや源泉徴収票などの公的書類発行手続きに苦労する
メールで退職の旨を伝えたとしてもそれで終わりではありません。
- 貸与されていたユニフォームなどがあれば返却しないといけない
- 年金手帳や前職の源泉徴収票など会社に預けたものがあれば返却してもらわないといけない
- 退職の手続きや雇用保険被保険者証、退職する会社の源泉徴収票発行などの書類準備してもらわないといけない
これらの手続きをしっかりしないといけませんし、してもらわないといけないので退職しても会社とやり取りする必要があります。
また数日働いただけでも給与の支払い義務は企業にあるため退職後に給与の受け取りに会社に行かないといけないかもしれません。
源泉徴収票が手元に届かない場合も同様のことがあり得ます。
一方的なメールでの退職はこれらのやり取りがしにくくなりますので注意が必要です。
【デメリット2】法令違反であること
最短で1ヶ月前に退職の申し出をしてくださいという企業がほとんどだと思いますがこれは就業規則であり会社のルール。
これは求人募集や業務引き継ぎ、育成などの会社都合で1ヶ月としているだけで法律上は
「退職する際は最短2週間前に申し出ること」
が定められています。
そのため退職メールを送り、一方的に退職して即日出社しないとなるとそれは法令違反になってしまうのです。
【デメリット3】損害賠償を請求されるかも
そういった退職する方を企業は退職して良かったと企業は考えます。
私自身恥ずかしながら入社数日でメールで退職することをありますが損害賠償を請求されたことはありませんし法律違反と言われたことはありません。
日々忙しいですし時間も金銭もかかるため正直ないと思いますが損害賠償を請求する可能性もないとは言い切れません。
そういったことがあり得るということも知っておく必要があります。
【デメリット4】折角の人の繋がりを断ってしまうことになる
余りのもブラック会社であれば後腐れないでしょうが、数日でも働く中で馬が合う人もいると思います。
そういった人たちとの関係もメールで退職すると一切断ってしまうことになります。
それで本当に良いのかよくよく考えることが大切です。
今日の記事:謝罪の気持ちを忘れてはならない
いかがでしたか?
外野がどんなに言葉をかけようと道を決めるのはあなたです。
しかしメールで退職するということは多大な迷惑をかけています。
ですから最低限謝罪の気持ちを忘れてはいけません。
最後までお読みいただきありがとうございます。